デザイナーに必要な3つのモノの見方
こんにちは、某デザイン会社でUI・UXのリードデザイナーをしてます、田中です。
ブログ第1弾目は「デザイナーに必要なモノの見方」について書こうと思います。
ものの見方とは?
簡単に説明すると、考え方の切り口で…
(問題解決やアイデアを出すための種になりうるもの)
「何を」、「どのよう」に「見る」のかと言うことです。
デザイナーや企画職の人は、上記の考えに近い「5W1Hの法則」などを使ってアイデアを出したりすると思いますが、 今回は「見方」に焦点をあててみようと思います。
(ちなみに、「5W1Hの法則」はアイデアに具体性を持たせるときに使います。)
「モノの見方」は、アイデアに具体性を持たせる前のヒントや発想の元になるものです。
では、具体的に「ものの見方」の「見方」の部分は何か?というと….
「視点」「視野」「視座」
この3つです!!
1.「視点」とは…
1.視線の注がれるところ。
2.物事を見たり考えたりする立場。観点。
3.透視図法で、画像と直角に交わる仮定の一点。対象を眺める位置。
とあるように、「物事を見たり考えたりする立場」= 目の付け所(POINT)になります。
2.「視野」とは…
1.外界の一点を凝視するとき、その点を中心として見える範囲。視力の及ぶ範囲。
2.顕微鏡・望遠鏡・写真機などの、レンズで見ることのできる範囲。
3.物事を考えたり判断したりする範囲。
とあるように、「物事を考えたり判断したりする範囲」= 見る範囲(SCOPE)になます。
3.「視座」とは…
物事を見る姿勢や立場。
とあるように、「物事を見る姿勢や立場」=立ち位置(POSISION)になります。
なぜ、いまデザイナーにとってこの3点が必要なのか?
近年の流動的な変化の影響で、デザイナー職は以前よりも増して幅広い知識や経験が要求される職種になってきています。 また、需要も従来の「カッコイイ」「おしゃれ」などの絵が作れるスペシャリストから総合職に近いスキルが求められる市場にシフトしているため、柔軟な対応や幅広い知識を養うためにもこう言った物事に対する見方を身につけることが重要なのではないかと考えています。